「教科書を読むのが辿々しい」「ノートを書くのに時間がかかってしま う」など読み書きに課題のある子は少なくありません。「何度も読むとでき る」、「練習すればできる」ときつい思いをしてきた子どもたちもいたかも しれません。また、GIGA スクール構想で 1 人1台タブレット端末や PC など の導入により、活用場面はたくさん増えました。しかし「一人一人の実 態」に応じた活用の仕方ができているかどうかと問い直されると必ずしも そうではないかもしれません。
 読み書きに課題のある子たちを理解することで、普段の授業をアップデートできるはずです。井上賞子先生のお話を聞き、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

参加申し込みはこちら

https://www.kokuchpro.com/event/5f0965bc7e5573c801b526a85c8fc9a0/

 本日は、熊本大学教育学研究科教授:菊池哲平先生から「授業UDの視点から考える『未来への学び』」というテーマで、講話を頂きました。

 現在、教育界では様々なキーワードが飛び交っています。中でも、「個別最適な学びと協働的な学び」についての話題は、かなり注目が集まっています。今回の菊池先生の講話では、特別支援教育の視点から、その「個別最適な学びと協働的な学び」についてお話を頂きました。個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実は、子どもたちの多様性を認めながら教育活動を行うことであると学ぶことができました。昨今、授業UDが全国で有名になってきましたが、最近では、授業UDと個に応じた支援であるUDLの視点との融合が必要とされているようです。これからは、特別な支援を必要とする子どもを含め、子どもたち一人一人の得意なことを生かしながら授業を行うことが大切になってきます。私たちも常に学び続け、多様な学び方に応じた授業づくりを目指したいと思いました。

 次回の学習会は、7月23日土曜日に開催します。詳細が決まり次第、こちらでご連絡します。

 くまもと授業のユニバーサルデザイン研究会第42回学習会のテ ーマは、「授業 UD の視点から考える『未来への学び』」です。

 令和3年1月の中教審答申「『令和の日本型学校教育』の構築 を目指して」を契機に、「個別最適な学び」「協働的な学び」への 注目が集まりました。その後、「個別最適な学びと協働的な学び の一体的充実」について様々な捉え方や考え方が示されました。

 では、授業 UD の「全員の子どもが楽しくわかる・できる」と いう視点から「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」に ついて考えるとどうなるのでしょうか。菊池哲平先生のお話を聞 き、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

令和4年6月17日(金)オンライン研修
18:30 開 会
18:35 講話 菊池 哲平先生(熊本大学大学院教育学研究科教授)
       ※くまもと授業 U D 研究会前代表
19:35 ブレイクアウトルームを使っての意見交流
19:55 連絡など
20:00 閉会

参加申し込みはこちら

https://www.kokuchpro.com/event/c4ddf53b2510fb181d8c58c4017b5713/

 第41回学習会は、子どもたち一人ひとりが安心していきいきと過ごすことができる教室・学級にするために、どのようなことを柱としながら日々の子どもたちとの生活を見立て、取り組んでいくのかについて、具体的な実践発表をもとに、先生方と考えました。

まずは、熊本市立若葉小学校 東千貴先生より実践発表をしていただきました。

 東先生は、子どもたちがつながり合う学級づくりの柱の一つとして、「特別の教科 道徳」を挙げられました。今年度、東先生が特にこだわられた「導入」。子どもたち一人一人が素の部分を出し合いながら互いに話し合い、ねらいに迫っていくために、「スタートを揃える」ことについて言及されました。子どもたちの学習の様子から、主発問でしっかりと道徳的価値に迫っていくために、まず登場人物の状況や気持ちをイメージするなど、「スタートを揃える」ことが、重要なステップになったという気づきでした。大切な共有化の一つだと感じました。また、自分の意見を持つために、まず子どもたちの考えをいくつか取り上げ、その考えを「選択肢」として、自分の考えに近いもの、納得できるものを選び、理由を考えていき、全員が自分の考えを持つことができるよう工夫されました。「友達のおかげで、新たに気づくことができた」というつながり合いを実感できるようにファシリテートされ、子どもたちの実態をしっかりと見立て、授業の中核に迫っていくための見取りを丁寧にされていることがとても印象的でした。

 次に、熊本市立帯山西小学校の小松丸瞭先生より、「表現するって楽しい」というテーマで、「アウトプット×振り返り」の視点で、特別支援学級における実践をご発表いただきました。

 なんといっても、実践を支える理論的背景をしっかりと持たれ、子どもたちの「課題」となる部分ではなく、「持てる力」の部分に大きく焦点を当て、一人一人が、前向きに、主体的に周囲と関わっていこうとしていくプロセスを、先生の発表を通して感じることができました。子どもたちが、タブレット端末を「友達と関わりあうためのツール」として、自分の得意なこと、好きなことを活かせるツールとして、さまざまな場面で活用し、それぞれに応じた使い方をしていました。

先生は、活用の場だけでなく、振り返りの場をしっかりファシリテートされ、子どもたちに任せるところ、先生が導いていくところ、その絶妙なバランスで、子どもたち自身が自信をつけながら使っていけるものになるまで、しっかりと寄り添い、共に楽しまれていて、今年度の小松丸学級のストーリーを感じました。

 実践発表の後は、熊本市立黒髪小学校の有内文香先生をお迎えして、お二人の先生方の実践を価値づけしていただきながら、子どもたちが安心してつながり合うために、どんなことを大切にしているかといったテーマで意見交流の場を持ちました。東先生の実践について、子どもたちのつながり、子どもの姿から自身の授業のあり方を変えてきたこと、教材を丁寧に読み解くこと、自分の思いを表現できるための方法を子どもたちと一緒に模索してきたことについて話を深めました。また、小松丸先生の実践を通して、子どもたちの得意なことや好きなことを生かすという視点について大いに共感され、振り返りが次の学びにつながっていること、タブレット端末が個人の学びを深めるものとしてだけでなく、関わりあう道具になっていることについて、小松丸先生のお考えを共有していかれました。話の中で、わたしたち教師の子どもたちを見とる力、実態を掴む力の重要性や、こうした先生方の姿勢が、教室での子どもたちのつながりや雰囲気を作っていくのではという話になりました。途中で、チャットやアンケートに答えていただきながら、会にご参加の先生方からもお話をいただく機会を少しでしたが取ることができ、有意義な会になりました。

 今回も、全国各地からたくさんの先生方にご参加いただきました。今年度の学習会は、今回が最後となりました。今年度もたくさんの先生方にご参加いただき、たくさんの学びを共有できたこと、大変感謝いたしております。来年度も、先生方とともに、学び続ける研究会でありたいと思います。来年度もどうぞたくさんのご参加をよろしくお願いいたします。

くまもと授業のユニバーサルデザイン研究会第 41 回学習会のテーマは、「UD の視点で迫る、子どもたちがいきいきと過ごす学級経営」です。子どもたち一人一人が安心していきいきと過ごすことができる学級にするために、UD の視点からどのようなアプローチが出来るのでしょうか。そして、子どもたちの姿はどうかわっていくのでしょうか。ぜひ、たくさんの先生方のご参加をお待ちしています。

令和4年2月25日(金) 18:30〜20:00

18:30 開 会
18:35 実践発表①
東 千貴(熊本市立若葉小学校)
※熊本授業 UD 研究会事務局
18:55 実践発表②
小松丸 暸(熊本市立帯山西小学校)
※熊本授業 UD 研究会事務局
19:15 意見交流
有内 文香先生(熊本市立黒髪小学校)
19:55 連絡など
20:00 閉会

参加申し込みはこちら

https://www.kokuchpro.com/event/31dff7f8122f939a2189dcaba4f10407/

熊本市教育委員会主催「Kumamoto Education Week2022.1.22-30」の企画にくまもと授業ユニバーサルデザイン研究会からも数人の先生が参加しています。
期間:2022年1月22日(土)〜1月30日(日)

その企画の1コンテンツにくまもと授業のユニバーサルデザイン研究会から数名登壇しています。

Kumamorto Education Week1月29日 13:00〜15:00
総合支援課特別支援教育室企画
「子ども達と未来の社会をつなぐ〜特別支援教育のこれからを考える」

授業実践(動画)
古田翔太郎先生(五福小学校)
高濱大輔先生(下益城郡城南中学校)
宮野佑允先生(五霊中学校)
古嶋太一さん(県立大学飯村研究室)
小松丸瞭先生(帯山西小学校)(UD熊本)

シンポジスト(動画)
菊池哲平先生(熊本大学)(UD熊本/日本授業UD学会理事)
前田康裕先生(熊本市教育センター)
後藤匡敬先生(熊本大学教育学部附属特別支援学校)
コーディネーター山田光太郎(総合支援課特別支援教育室)


Kumamoto Education Weekの今年のコンセプトは、「みんなの夢が未来を作る」です。特別支援教育に限らず、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。(一度HPをのぞいてみてください!)
下記HPから申し込むとどのコンテンツも見れます。
すでに始まっていますが、ぜひ申し込んでみてください!

KEWホームページからhttps://kumamoto-ew.jp

 第40回の学習会は、目指す子どもたちの姿に近づくための手立てとして、ICTをどう活用していくかについてお二人の素敵な実践から学ばせていただきました。

 まずは熊本大学教育学部附属小学校の上原正士先生に、音楽の授業を中心とした実践発表をしていただきました。

 鍵盤ハーモニカの練習などで、音楽が苦手な子どもたちにとって、いきなり「演奏できるまで練習してみよう!練習あるのみ!」と言われても厳しいですよね。しかし、上原先生はまず頭の中でリズムが流れるようになること、そして、それから鍵盤の練習に入っていくことが大切だと話されました。このような苦手な子どもたちにとっても無理のないスモールステップの学習に、ICTは欠かせません。ICTには,子ども自身が必要に応じて,何度も見たり聴いたりすることができる良さがあることを改めて実感できました。

 次に、熊本市立城北小学校の井手尾美樹先生から特別支援学級でのICT活用について発表をしていただきました。

 井手尾先生からは、さまざまな実態がある子どもたちの認知的な特性を考慮しながら目標に到達するための授業デザインを考える上で、ICTが重要なツールになるというテーマでお話をしていただきました。文章を書くことが難しい子どもたちに、一度プログラミングアプリを使い、動画として頭の中のイメージ表現する手立てなどについて教えていただきました。また、その活動が最終的な単元の目標とズレがないかなど、子どもたちに丁寧に寄り添いながら授業づくりをされている姿が印象的でした。

 お二人の発表の後、参加者の先生方でしばらく授業UDとICTを結びつけるポイントなどについて話していただき、最後に熊本市教育センター指導主事の前田浩志先生にまとめのお話をしていただきました。

 参加者の先生方から出された意見をもとに、発表者のお二人に質問されながらまとめをしていただきました。特に、情報活用能力の系統的な学びの積み重ねについてのお話が心に残りました。各教科と同じように、情報活用能力についても学年ごとにつける力を明確にして、学校全体で取り組んでいくことが重要であるということを改めて感じました。

 今回も全国から、多くの先生方にご参加いただきありがとうございました。次回の学習会は、来年2月を予定しております。準備が整い次第、URLから申し込みを始めます。是非たくさんの方のご参加をお待ち致しております。

 今年度は,授業UDの理論を中心に学習会を行ってきましたが,今回はついに実践編。実践を通して,みんなが「わかる・できる」ための手立てがどのように取り入れられているのかを学んでいきました。今回は,「にこにこ・わくわくする授業」というテーマ通り,学びに対する子どもの気持ちを大切にしておられる二人の素敵な先生に話を聞くことができました。

 まず,熊本市立白川小学校の宮原大輔先生から,実践発表をしていただきました。宮原先生は,長年道徳の研究を積み重ねてこられている先生です。前任の熊本大学教育学部附属小学校では研究主任を務められ,子どもを中心に据えて展開する授業に取り組んでこられました。

 宮原先生が紹介してくださった実践は,6年「ブランコ乗りとピエロ」。同じサーカス団員の仲間の身勝手とも思える行動に対して,その行動の背景にどのような思いがあったのか理解しようとして,受け止めたピエロの姿が印象的な教材です。

 宮原先生は教材研究の際,まず学習指導要領で当該学年の内容項目がどのように示されているかを読み込むそうです。これにより,ねらいが明確になり,それを達成できるようにするにはどのような展開にするとよいか,発問や手立てを検討するということでした。このような「逆向き設計」の授業づくりによって,一人一人の子どもの実態に合った授業を目指しているということでした。

 また,ロイロノートを使って,考えの共有を図ることにも取り組まれていました。思考ツールの座標軸に自分の考えを位置づけたカードを作成・共有する時間を取り,「考えを聞きたい友達はいますか?」と問う時間が設定されていました。発表を聞きたい・伝えたいという思いが本物になるような手立てを取り入れておられました。

 次に,熊本大学教育学部附属小学校の髙田実里先生の発表がありました。髙田先生は,外国語及び外国語活動の授業実践を積み重ねておられます。

 冒頭,髙田先生が外国語の学習の際に,子どもたちがつまずくこととして,外国語を聞き取って模倣することや,音と文字のつながりへの気付きなどあると紹介されました。そのつまずきから手立てを考えていくというお話なのかな…と思ったのですが,強調されたのはその点ではありませんでした。

 つまずきの一方で,すでに子どもたちがもっている外国語を使う力に気づかせ,興味を引き出し,一緒に授業プランを立てていくという関わり方でした。子どもが主体的に学習に取り組むために,どのようなやりとりをして学習の流れをつくっていくのか,実際の英語でのコミュニケーション場面を参加者とやりとりしながら示してくださいました。

 最後に,芦北町立佐敷中学校教頭の下城秀樹先生よりまとめがありました。学習指導要領に基づいて学習のゴールを明確にすることや,子どもたちの学びに向かう心に火をつける言葉かけが大切であることを,ご自身の経験と絡めながらお話しいただきました。下城先生のお話を聞いて,改めて発表をしていただいた宮原先生と髙田先生の実践には,子どもたちが本当に知りたい,追求したいという思いをもつようなしかけが共通して存在していたことがわかりました。子どもが「にこにこ」「わくわく」するために大切なことをたくさん学ぶことができました。

 今回も多くの先生方に参加いただきました。ありがとうございました。次回の学習会は,12月17日(金)18:30〜20:00を予定しています。下記のURLから申し込みができますので,ご興味のあられる方は是非ご参加ください!よろしくお願いいたします。

https://www.kokuchpro.com/event/772efc74a356274cda6f8a0bb2d3e212/

 第38回学習会は「一人一人の多様な学びを支える算数授業のユニバーサルデザイン」というテーマで、Zoomを用いたオンライン研修会を実施しました。

 まず、熊本大学教職大学院二年生の久村忠司さんから、「児童一人一人の多様な学びを支える算数授業」というテーマで発表をいただきました。授業作りを子どもたちの認知スタイルから考えるという新しい視点での授業実践の発表をしていただきました。教師が分かりやすい≠子どもたちが分かりやすいということを改めて感じました。成果と課題をもとにさらに学びの深い研究になっていくことと思います。これからが非常に楽しみです。

 次に、熊本市教育委員会総合支援課指導主事の山田光太郎先生より「主体的・対話的で深い学びを実現するための授業作り」というテーマで、久村先生の発表を受けてお話いただきました。子どもたちの主体的な対話や学び合いを生み出すための、認知スタイルに合った課題の提示や授業のしかけづくりについて学ばせていただきました。多様な学び方があるからこそ、子どもたち同士が互いの学びから新しいことに気づいていくこと、そしてそれを教師が繋げていくことの重要性を感じることができました。

 今回も、多くの先生方に参加いただきました。ありがとうございました。次回の学習会は10月22日(金)18:30〜20:00を予定しています。下記のURLから申し込みができますので、ご興味のあられる方は是非よろしくお願い致します。

https://www.kokuchpro.com/event/6875c59861c37b2794258389f7a1ab58/

 

くまもと授業のユニバーサルデザイン研究会第38回学習会は、 「児童一人一人の多様な学びを支える算数授業のユニバーサルデザイ ン」をテーマに研修を企画しました。今回の学習会では、多様な認知スタイルをもつ子どもたちの学びを 支える授業をつくるためには、どんな視点が必要になるのか考える会 にしていきたいと思います。研究紹介と講師の先生のお話をもとに、全員がわかる・できる授業 づくりについてみんなで一緒に学びましょう。たくさんのご参加をお 待ちしています。

令和3年9月17日(金)18:30〜20:00

【参加費】無料

【参加方法】Zoom

18:20 受付

18:30 開会

18:35 研究紹介 久村 忠司 さん (熊本大学教職大学院二年生)(くまもと授業のユニバーサルデザイン研究会事務局)

19:15 講師 山田光太郎先生(熊本市教育委員会総合支援課指導主事)「主体的・対話的で深い学びを実現するための授業作り」

19:55 諸連絡・閉会

参加申し込みはこちらhttps://www.kokuchpro.com/event/93014fdf2f6c8d1acc7de057356e2325/

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