令和2年度最初の学習会を行いました。本日の学習会は、臨時休校中での実践紹介を行いました。
実践紹介 井手尾美樹先生(熊本市立城北小学校)
       髙田美里先生(熊本大学教育学部附属小学校)
特別支援学級での取り組みだけでなく、学校を上げた取り組みを紹介していただきました。遠隔授業で直接子どもたちとやり取りをする姿や、動画作成を通して子どもたちの学びを保障しようとする先生方の発表がとても素晴らしかったです。
熊本大学の菊池哲平先生からは、オンライン授業の目的・階層性や形式的分類を紹介していただきました。発達障害児にとってのオンライン授業がマイナス面ばかりではないが、普段より配慮を要する点など整理して考えることができました。今後の授業展開や学級づくりなど、学校再開後に向け、これまで以上に授業UDや特別支援教育の視点からの細やかな配慮が必要になることを、スタッフ一同共有することができました。
新型コロナの第2波、第3波に備え、個の間のオンライン授業を始めとする長期休校への対処を整理して置く必要があります。
今回の学習会は新たな教育現場のあり方を考える上でのスタートラインに立ったのではないかと思います。