第38回学習会は「一人一人の多様な学びを支える算数授業のユニバーサルデザイン」というテーマで、Zoomを用いたオンライン研修会を実施しました。

 まず、熊本大学教職大学院二年生の久村忠司さんから、「児童一人一人の多様な学びを支える算数授業」というテーマで発表をいただきました。授業作りを子どもたちの認知スタイルから考えるという新しい視点での授業実践の発表をしていただきました。教師が分かりやすい≠子どもたちが分かりやすいということを改めて感じました。成果と課題をもとにさらに学びの深い研究になっていくことと思います。これからが非常に楽しみです。

 次に、熊本市教育委員会総合支援課指導主事の山田光太郎先生より「主体的・対話的で深い学びを実現するための授業作り」というテーマで、久村先生の発表を受けてお話いただきました。子どもたちの主体的な対話や学び合いを生み出すための、認知スタイルに合った課題の提示や授業のしかけづくりについて学ばせていただきました。多様な学び方があるからこそ、子どもたち同士が互いの学びから新しいことに気づいていくこと、そしてそれを教師が繋げていくことの重要性を感じることができました。

 今回も、多くの先生方に参加いただきました。ありがとうございました。次回の学習会は10月22日(金)18:30〜20:00を予定しています。下記のURLから申し込みができますので、ご興味のあられる方は是非よろしくお願い致します。

https://www.kokuchpro.com/event/6875c59861c37b2794258389f7a1ab58/