授業が始まってすることといえば、1分半の黙想です。
落ちついて学習するためです。
目を開けると、本時のメニューを確認します。1時間の中ですることを箇条書きで示して、子どもたちと確認するようにしています。

国語であれば、たいてい音読からのスタートです。12月にもなると、子どもたちは「最初は音読でしょ。」と得意げに言ってくるようになりました。

私は、主体的な学びのスタートである、だれでも安心して参加できる授業づくりを日々心掛けています。
例えば、選択肢のある問いからスタートして、挙手によって意思表示させることや、発表する時みんなが見えるところに立って発表するルールの定着や、物語の順に挿絵を並び替えるといったUDの技法の利用など、できるところから取り入れています。

私自身、授業UDについての学びはまだまだですが、授業づくりがある程度パターン化されて授業者にとっても子どもにとっても分かりやすい授業展開になっていくことで、だれもが「わかる・できる」準備ができたと言えると思います。

                     菊池市立旭志小学校 皆吉美香