本日は、熊本大学教育学研究科教授:菊池哲平先生から「授業UDの視点から考える『未来への学び』」というテーマで、講話を頂きました。

 現在、教育界では様々なキーワードが飛び交っています。中でも、「個別最適な学びと協働的な学び」についての話題は、かなり注目が集まっています。今回の菊池先生の講話では、特別支援教育の視点から、その「個別最適な学びと協働的な学び」についてお話を頂きました。個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実は、子どもたちの多様性を認めながら教育活動を行うことであると学ぶことができました。昨今、授業UDが全国で有名になってきましたが、最近では、授業UDと個に応じた支援であるUDLの視点との融合が必要とされているようです。これからは、特別な支援を必要とする子どもを含め、子どもたち一人一人の得意なことを生かしながら授業を行うことが大切になってきます。私たちも常に学び続け、多様な学び方に応じた授業づくりを目指したいと思いました。

 次回の学習会は、7月23日土曜日に開催します。詳細が決まり次第、こちらでご連絡します。