本日、熊本市教育委員会総合支援課の指導主事であり、くまもとUD研の元事務局長である山田光太郎先生にお話をしていただきました。

 子どもが「学びとる」を支える特別教育支援の視点として、①つまづきのある子どもにとって参加しやすい支援(Accessibility)②強みを生かした学び方が生かされる配慮や予想されるつまづきへの手立て(Assesment)③教師の肯定的なまなざしとクラスの支持的な風土(Accept)の3つを挙げられました。

 授業の中で困り感のある子どもにどう向き合うのか、丁寧に教えていただきました。特に、教師と子どもの関係性づくり、子どもと子どもの関係性づくりが全員が安心して授業を受けることができる土台になるということを感じました。また、どうしても日々の業務の中で、余裕がなくなり子どもたちを肯定的に見とれなくなることがあります。しかし、目の前の子どもたちの実態を肯定的に捉えることが子どもたちを変えていくことにつながることを再確認することができました。

今回が、本年度最初の学習会でした。最初の学習会で、授業作りのポイントだけでなく教師としての心構えについても学ばせてもらえた素敵な会となりました。山田先生ありがとうございました!